木製へのこだわり
当社の小型スピーカーは、ひとつひとつが職人の手によりつくられています。継ぎ目が分からない組み方、仕上げの丁寧さ。熟練された職人だから成せる技が生かし、使う人を想いながら、一品一品心を込めて丁寧に作っています。木部の部材には、徳島県産の杉や檜、北米やカナダを原産地とするブナやオークなど、厳選した素材を用いています。
展示会で製品をご覧になったお客さまの中には、木をくり抜いているのではと思っている方も多く、1枚1枚面で組んでいると伝えると驚かれることもあります。木製無垢だから奏でる音質は、長時間聞いても疲れない温かみのある音色。木のぬくもりで見た目にも優しく、インテリアとしても楽しめるスピーカーです。
木製スピーカー 切出し工程
木製スピーカー 木の藍染め工程
素材へのこだわり
ヨシモク・スピーカーの素材には、地元である徳島県産の杉であったり、伝統工芸である藍染めやしじら織りなどを多く用いています。その理由は、世界にここだけでしかつくれないスピーカーを目指しているということもありますが、我々が、長い歴史の中で慣れ親しんできた美しい素材・技術であるというのが一番の理由です。
藍染めの歴史は古く、記録としては室町時代、徳島県指定無形文化財に指定されている「阿波しじら織り」は、江戸時代にさかのぼります。長い時の中で育まれ、発展し、引き継がれてきた技術を、私たちのスピーカーづくりに生かさせて頂くと同時に、これから先の世代へも、引き継いでいく一助になればと願っています。
音へのこだわり
幼い頃より、音響に興味を持ち、自身でオリジナルスピーカー作りをしていました。大学時代では電子工学を学び、スピーカー理論、その他電子回路の知識も習得しました。私が4代目の代表となったのを期に、本格的にスピーカーを商品化しようと試行錯誤をはじめ、5年前に正式に事業として立ち上げました。
先代から続く木工の技術と、自身が学んできた音響の知識を生かし、木工職人にしかできないスピーカー作りを行っています。また、現在のライフスタイルに合う商品化も心がけ、現在では国内外問わず展示会等にも積極的に参加しています。小型スピーカーだけではなく、大型スピーカー作りも造っています。現在も色々な分野の方とお仕事をしながらのスピーカー造りも行っています。
これからもスピーカーをはじめ、木工技術を生かした新しく面白い製品造りにチャレンジしたいと思っています。
代表取締役 吉崎 準二
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